地震

耐震強度不足を補強工事でごまかし試験再開へ

 六ケ所再処理工場は核燃料移送クレーンなどの耐震強度が、計算ミスで全く不足していることが判明し、現在運転停止中です。

 この計算ミスに、日立も原燃も気づかずに国に申請し、認可を受けて建設し、国の検査を合格して運転していたのです。更にミスに気づいてから11年間も報告せずに隠し続けていました。

 その同じ機関の関係者が集まって、対策を決め補強工事にゴーサインを出そうとしています。放射能で汚染されたプールの近くで作業をしなければ、補強工事はできません。また、大勢の被ばく労働者が生み出されることでしょう。

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  来月にも再処理工場の試運転再開   Web東奥・ニュース  2007年6月14日(木)
               
 六ケ所再処理工場の耐震計算ミス問題で、原子力安全・保安院は十三日、日本原燃の原因究明や再発防止策は妥当とする見解を、総合資源エネルギー調査会の「六ケ所再処理施設総点検に関する検討会」(経済産業相の諮問機関)に報告し、了承された。これを受け保安院は、日本原燃が申請していた二種類の装置の耐震補強工事を今月中にも認可する方針。四月下旬から中断していた再処理工場のアクティブ試験(試運転)は、早ければ七月中にも再開される見通しとなった。
  (中略)
 計算ミスがあったのは、原発の燃料集合体を包むカバーを切断する装置と、使用済み核燃料を貯蔵用プールから取り出す装置。いずれも使用済み核燃料受け入れ・貯蔵施設にある。日立製作所の子会社の担当者が誤った数値を入力したのが原因で、ミスに気付いてから約十一年間、日立や日本原燃に報告していなかった。

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臨界管理作業ミスに、臨界事故隠し、地震もあって大変です

 2月22日(木)に横浜駅西口の県民センターで開催した「六ヶ所村ラプソディー」上映会には、皆さんのご協力のおかげで、午後と夜の部を合わせて約300名の入場者があり、支援カンパも寄せられましたので、花とハーブの里に10万円のカンパを送ることができました。一つだけ残念だったのは、会場の音響設備の故障によって鮮明な映像と音声を提供できなかったことです。ご覧になった皆様にはおわび申し上げます。

 3月に入って、六ヶ所再処理工場で臨界管理の基本に係るウラン・プルトニウム混合溶液を2重に供給する作業ミスが発生したり、北陸電力の志賀原発の臨界事故隠しを発端に、東京電力の福島第一原発3号機では1978年に制御棒5本が抜けて臨界状態が7時間半も継続したことが原子炉メーカーの東芝の記録で明らかになったり、とんでもない状況が次々と明らかになっています。

 能登半島沖地震の震源地から約18kmの近さに志賀原発がありましたが、臨界事故隠しとタービン故障で2機とも停止中だったのは不幸中の幸いです。ただし、使用済み燃料貯蔵プールの放射能汚染冷却水があふれたというので、かなり揺れたということですね。今回の地震のマグニチュードは北陸電力の設置許可申請の想定地震を超えていました。

 それにもかかわらず、核燃料サイクル・原子力発電推進の政策は相変わらず。最近はアメリカのブッシュ政権まで巻き込んで、地球温暖化対策で原発推進を売り込んでいます。

 重大な作業ミスにも原子力安全保安院は六ケ所再処理工場の運転停止を命じることもなく、再処理作業は再開されてしまいました。危険な再処理工場を1日も早く止めるためには、核燃料サイクルを推進する原子力政策の転換が必要です。ぜひこの問題をお知り合いの皆様にお伝えください。

 また、横須賀基地の原子力空母母港化は横須賀市が受け入れの条件にしていた原子力艦の事故を含む防災覚書を、3月16日に横須賀市と在日米海軍司令部が取り交わしたことから更に事態が進んでしまいました。

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NHK「活断層列島」見ました?

1/17(火)午後8時から放送されたNHKスペシャル「活断層列島・足元のリスクとどう向き合うか」を見ましたか? 私は録画して昨日の夜見ました。

地質学的には日本列島が活動期に入って、どの断層が動いてもおかしくない状況なんだなということですね。千年単位の話なので、まだまだとか、私は大丈夫と思ってのんびりしてると危ないから備えましょう、特に活断層をまたぐような建物は建てないように、ということでした。

テレビで紹介された活断層地図を見てちょっと気になったのは、原子力施設周辺には赤い活断層の線が見当たらなかったこと。六ヶ所村の核燃施設の例では、ボーリング調査で「断層」が見つかっても「活断層」ではないということで、問題無しとして建設してるんですよね。本当に大丈夫?

首都圏で一番心配なのは静岡県の御前崎にある中部電力の浜岡原発。東海地震の震源域の真上にあたり、地震による原子力事故=原発震災のリスクが最も高いと考えられています。

建築年数の割りに配管などのトラブルが多く、すでに老朽化?と心配な点が多い原発なんです。

その浜岡でもプルサーマル計画があるんですが、静岡新聞情報で、16日に、地元4市(御前崎市、掛川市、菊川市、牧之原市)は、プルサーマルの実施に必要な『中電の国への原子炉設置許可申請に関し「時期尚早」「住民説明が不十分」「安全協定見直しの検討も必要」などとして了承を見送った』ということなので、とりあえずはよかったですね。

プルサーマルにすると原子炉の安全余裕が低下して、事故の確立が高まる上に、事故時に放出される放射能の毒性も格段に上がってしまいますから。

これが、六ヶ所再処理工場アクティブ試験延期への追い風になればうれしい・・・。

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