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この秋は落ち葉とキノコの放射能汚染に注意を!

閉じ込めておくはずだった原発の放射能が地球規模でまき散らされたにもかかわらず、政府(モニタリングデータを独占している文科省の責任が重大)は高濃度汚染エリアを国民に説明してきちんと対策をとって来なかった!

そのツケが、放射能汚染牛肉が流通するという形で明らかになりました。
餌として与えられた稲わらに含まれていた放射能はそのほとんどが3月11日から22日にかけての核燃料の溶融や水素爆発によって放出されたものです。その間の風向きや降雨の有無によって高濃度汚染地が多数点在しながら広がることを拡散予測で把握し、実際の測定データも集めていたにもかかわらず、文科省が対策本部や関係省庁に周知し、マスコミを通して全国民に注意を喚起しなかったせいなのです。

関東地方が最も強く汚染されたのは3月21日、福島原発事故後初めての降雨によって上空に漂っていた放射能が地上に降り注いだ日です。雨の強さや放射能雲の広がり方によって、汚染の程度に差が生じたと思われます。

文科省もやっと汚染マップ作りを始めましたが、公表されている範囲は不十分です。
福島第1原発から漏れた放射能の広がりについては、国、自治体の計測値7000余りをプロットした地図をもとに群馬大学の早川氏(火山学)が作成した等値線図が参考になります。

http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-414.html

ヨウ素131(放射能が半分に減る時間=半減期 8日)は、事故で溶けた核燃料が核分裂反応を再び起こす「臨界」にならなければ増えることはありません。

これから先もずっと問題になる放射能は
 セシウム134(半減期 2年)
 セシウム137(半減期 30年)です。

 ストロンチウム90(29年)
 プルトニウム239(24,000年)なども問題ですが、セシウムに比べると放出量が少なく、測定方法が面倒なのでニュースで取り上げられることはほとんどないでしょう。

皮肉なことに、事故の後も稲わらを広げていた田圃は、稲わらが放射能を吸着したので、田んぼの土壌汚染は少なくて済んだかもしれません。

最近始められたたい肥の調査で、牛糞よりは腐葉土や剪定枝を使ったたい肥から暫定基準(400Bq/kg)以上のセシウムが検出されています。

この秋の落ち葉は要注意です。集めて、なるべく深く穴を掘って、後でわかるような目印をしてとりあえず埋めることをお勧めします。落ち葉の嵩が減るころには放射能の測定体制も整って来るでしょうから、サンプルを取り出して確認しましょう。

キノコ類は、地表面から栄養素を吸収して生長するので、セシウムなどの放射能を濃縮することが、チェルノブイリ事故の経験でもよく知られています。この秋のキノコ狩りはお勧めできません。

これから先も、いろいろな場面で放射能問題に直面することになることでしょう。

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